- 2025/05/21 掲載
テスラ、テキサス州で自動運転タクシーの試験運行開始へ=マスク氏
マスク氏はオースティン市の一部で自動運転車約10台を配備し、車両の数は数カ月以内に1000台程度まで拡大すると述べた。また「車両はオースティン市全域ではなく、最も安全な場所のみに配備する。つまりジオフェンス(仮想的な境界線)を設定する」と説明した。
マスク氏は、需要が低迷する中、事業の軸足を新しい安価なEVプラットフォームの構築から自動運転タクシーサービスと人型ロボット「オプティマス」の立ち上げに移しており、今回の試験運行は重要な試金石となる。
一方で、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、道路の見通しが悪くなった状況下で起きたテスラの先進運転支援システム「フルセルフドライビング(FSD)」作動中の衝突事故を受け、昨年10月から調査を行っている。NHTSAは先週、同社に有料の自動運転タクシーサービスの開始に当たり、悪天候で車両がどのように機能するかについての質問への回答を求めた。
マスク氏によると、テスラはFSDソフトのライセンス供与について大手自動車メーカーと協議を進めている。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR