- 2025/05/27 掲載
スカニア、20億ユーロで中国に生産拠点設立へ アジアの成長視野
中国新工場の生産能力は最終的に5万台に達し、これはブラジル工場の昨年の生産台数のほぼ2倍に相当する。一方で、南米で生産する部品の需要も拡大する。
スカニアはまた、1950年代後半にスウェーデンに次ぐ第2の拠点となったブラジルのサンパウロ州で、2028年までに20億レアル(3億5000万ドル)の資本支出を行う新たな4年間の投資計画を開始する。投資の一部は電動化を含むクリーンな輸送への取り組みに充てられる。
欧州と南米に主要生産拠点を置き、異なる地域で同じ製品を提供することで、スカニアは世界の複数の地域で存在感を強めている。
レビン氏は中国拠点設立の理由として「中南米と欧州では非常に強くなったが、アジアでかなり弱い。アジアの顧客がスカニア車を買おうとすれば、欧州かブラジルから買わなくてはならず、6─7カ月待つことになる」と説明した。
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