• 2025/05/27 掲載

アジア株ファンド、5月に運用資産が1.6%上昇

ロイター

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[香港 26日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスの顧客向けのメモによると、アジア株に特化したヘッジファンドの運用資産は5月に入ってから21日までに1.6%上昇した。2025年年初からの伸び率も6.1%となり、第1・四半期に付けた最高水準まで回復した。

トランプ米大統領の輸入関税引き上げを背景に4月は下落したが、米国と中国が追加関税の一時引き下げで合意したことを好感して5月に幅広い市場で上昇し、損失を帳消しした。

国別では、中国に特化した運用会社の5月に入ってからのリターンは1.3%、日本特化型の運用会社のリターンは0.8%だった。

ただ、4月上旬に株価が急落し、多くのファンドが持ち株を大きく減らしたため、主要株式指標の値動きに比べるとリターンは伸び悩んでいる。MSCIアジア太平洋株指数は5月に入って4%超上昇した。

ヘッジファンド助言会社サセックス・パートナーズのマネージングパートナー、パトリック・ガリ氏は「一部にとってV字回復の取引は難しかった」と言及。アジア特化型のヘッジファンドのパフォーマンスは4月以降、それぞれのポジションによって分散しており「リターンのばらつきはさらに大きくなるだろう」との見方を示した。

ゴールドマンは、日本株を取引しているヘッジファンドが特に大きく分散していると指摘した。

ただ、トランプ関税や地政学的な不確実性が続いているにもかかわらず、大部分のヘッジファンドはリスクを取ることに前向きになっているようだ。

ゴールドマンによると、アジア株ヘッジファンドのリスク選好度を示す、ロングポジションからショートポジションを差し引いたネットエクスポージャーは今月22日時点で50.8%と、4月末の46%から上昇した。

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