- 2025/05/27 掲載
独ティッセンクルップが事業再編継続、自動車部門など少数株式売却へ
組織の簡素化を一段と進めるのが狙いで、数年前にエレベーター事業の大半を売却することで開始した事業再編を継続する。
ミゲル・ロペス最高経営責任者(CEO)は今回の取り組みについて「事業の価値創造の可能性を最大限に生かし、投資や市場機会、より一層の成長に向けて、的を絞った形で事業の独立性を活用できるようになる」と説明した。
当該の3部門は株式を外部に開放するが、いずれについても将来的に過半数株を所有し続ける。
自動車部門と素材商社部門は資本市場に向けた準備を行う。二酸化炭素(CO2)削減に特化した部門をまとめる脱炭素技術部門も独立させ、本体は持ち株会社化を目指す。
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