- 2025/05/28 掲載
AGP、JALに株主提案の再考と社長との対話を要請
[東京 28日 ロイター] - 国内の主要10空港で電力供給などを行うエージーピー(AGP)は28日、非公開化の株主提案を行った日本航空(JAL)に対し、株主提案の再考と鳥取三津子社長との対話の機会を求める文書を送付した。
AGPの株式を約30%保有する日本航空は4月25日、6月に予定されているAGPの株主総会で、AGPの株主をJAL、日本空港ビルデング、ANAホールディングスのみとし、AGP株式を非公開化するための株主提案を行うと発表した。
これに対しAGPは、今月25日の取締役会で正式に反対することを決議した。28日の文書では、株主提案の目的に合理性がないほか、株式併合後に少数株主に支払う1550円という買収価格に妥当性がないなどと指摘。反対意見を表明するとともに、提案が少数株主の利益にかなうものか再考を求めると同時に、対応を執行役員1人に任せるのではなく鳥取社長や独立社外取締役との対話の機会を設けるようお願いする、とした。
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