- 2025/05/30 掲載
ディープシーク、AIモデル「R1」を初めてアップグレード
ディープシークによると、R1-0528はR1のマイナーアップグレードながら、複雑なタスクの処理が改善されるなど推論機能が大幅に強化され、パフォーマンスはオープンAIの「o3」推論モデルやグーグルの「ジェミニ2.5プロ」に近付いた。
「書き換え」や「要約」といった作業では、間違える比率が45-50%程度低下するという。
今回のアップグレードにより、創造的にエッセイや小説などを書くことができるようになるほか、ロールプレイなどの機能も改善される。
ディープシークは「このモデルは数学、プログラミング、一般的なロジックを含む多様なベンチマーク検証で優れた成績を挙げている」と説明した。
アップグレード版は今年1月のR1の発表と比べ、細かな機能に焦点が当てられている。
ディープシークは「当社はディープシークR1-0528から発せられた思考が、推論モデルの学術研究と小規模モデルに重点を置く産業開発の両面で、重大な意味を持つことになると信じている」と強調した。
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