- 2025/05/30 掲載
ゴールドマン、投資銀行業務の案件豊富 実現時期は不透明
[ニューヨーク 29日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスのジョン・ウォルドロン社長は29日、投資銀行業務の見通しは引き続き「かなり良好」だと述べた。
米国の関税政策で市場が混乱し、活動が停滞しているものの、同社が各国で手掛けている案件は多いという。投資家向けの会合で述べた。
「投資銀行業務は非常に好調で、見通しも引き続きかなり良好と考えている」とし「世界中で案件が豊富にあるが、すでに述べたようにボラティリティーという要素があるため(取引がいつ実現するかは)予測が難しい」と発言。
企業クライアントは取引に前向きな傾向が見られ、合併・買収(M&A)や資金調達に関する協議を続けていると述べた。
M&A全体は低迷しているものの、今年に入り5億ドル超の大型取引が30%増加しており、市場の底堅さを示しているという。
「第2・四半期が第1・四半期と比べてかなり鈍化していることは明らかだが、それでも『解放の日』以降でさえ、当社は非常に重要な大型M&A取引に多数取り組んでいる」と述べた。
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