- 2025/06/03 掲載
ヘッジファンドの世界株買い、約半年ぶり高水準=ゴールドマン調査
5月の月間では、S&P総合500種が6%超、ナスダック総合は約9.6%それぞれ上昇。いずれも23年11月以来の上昇率だった。5月としては、いずれも1990年代以来となる株価の伸びを示した。
先週の取引では、テクノロジー企業が最も関心を集め、半導体やハードウエア、電機を含む人工知能(AI)関連企業が買われた。北米のIT企業や欧州勢がけん引した。
STOXX欧州600種指数も5月に大きく上昇する中、ヘッジファンドによる欧州株の買越額は月間ベースで3カ月ぶりの水準となった。先週まで3週連続で買い越している。
先週買い越したのは、スペイン、フランス、フィンランド、ドイツ、スウェーデン、デンマークの各企業。一方、アイルランド、オランダ、スイスでは売り越しだった。業種別では、一般消費財や金融、ヘルスケア、通信が買われた。
このほか、株式指数にロングポジションを取る動きも目立った。
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