• 2025/06/03 掲載

赤沢再生相、5日に再訪米検討 G7サミット前後に首脳会談も=関係筋

ロイター

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Yoshifumi Takemoto

[東京 3日 ロイター] - 赤沢亮正経済再生相が関税を巡る5回目の日米閣僚協議のため、5日に再訪米を検討していることが分かった。国会に出席する必要性から、8日までに帰国する見通し。複数の関係筋が明らかにした。

赤沢再生相が交渉のため訪米するのは3週連続。関係者の1人によると、日本側が求める自動車、自動車部品などの関税撤廃が実現する手応えを得ることができれば、6月中旬の主要7カ国首脳会談(G7サミット)で両国首脳が会談、あるいはその前後に石破茂首相が訪米してトランプ大統領と会談することも検討する。

赤沢再生相は3日午前の閣議後会見で次回の訪米日程を問われ、詳細は未定と答えた。

同関係者によると、日本側は造船技術での協力や、中国のレアアース(希土類)輸出規制に対応した重要鉱物・磁石などでの協力を検討している。

一方、政府・与党関係者によると、米国側は自動車関税の見直しに慎重なうえ、農産品の市場開放を求める米国側と、トウモロコシや大豆の一時的輸入増ならば認めるとする日本側の調整などが課題となっている。

ロイターが閲覧した米通商代表部(USTR)の文書によると、トランプ政権は貿易相手国に対し、4日までに最善の交渉案を提示するよう求める見通し。文書がどの国や地域に送付されるのか不明だが、相互関税の上乗せ分停止期限が7月8日に迫る中、交渉を加速させる狙いがあるとみられる。

赤沢再生相は5月31日に4回目の閣僚協議でベセント財務長官とラトニック商務長官と協議。6月のサミットで想定される日米首脳会談に先立ち、閣僚間で再協議することで一致した。日本政府が発表した声明文によると、4回にわたる協議を通じ、日米が互いの立場を十分認識し、合意に向けた議論が進展していることを確認。赤沢再生相は米国による一連の関税措置の見直しを改めて強く申し入れた。

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