- 2025/06/03 掲載
中国の端午節連休、旅行者は前年比2.5%増 娯楽支出も拡大
[香港 3日 ロイター] - 中国国営メディアは3日、今年の端午節の連休(5月31日─6月2日)の旅行者数は延べ6億5370万人超となり、前年比2.5%増加したと報じた。
新華社通信は交通運輸省の発表として、連休中の道路を利用した旅行者は前年比2.4%増の5億9730万人に上ったと伝えた。鉄道や航空の旅客数も堅調な伸びを示した。
鉄道は6月2日に復路の乗客のピークを迎え、全国で1万1000本以上の旅客列車に加えて1279本の列車を増便した。道路交通は前年比3%増で、短距離移動を中心に6億人が旅行した。
国境を越えた旅行者数は2.7%増の590万人。計23万1000人の外国人がビザ(査証)なしで入国した。
中国はビザ政策を強化しており、43カ国の国民にビザなし入国を許可しているほか、54カ国に対し中国国内での最大240時間のビザなしトランジット滞在を認めている。
連休中は娯楽支出も拡大。オンラインチケット販売サービスの猫眼のデータによると、興行収入は総額4億6000万元(6390万ドル)と、昨年の3億8400万元を上回った。
トム・クルーズ主演の最新映画「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」が興行収入トップで、全体の半分に相当する2億2800万元の収入を記録した。
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