- 2025/06/17 掲載
国債買入「市場との対話踏まえ決定」と林官房長官、物価安定に期待
[東京 17日 ロイター] - 林芳正官房長官は17日午後の記者会見で、日銀がこの日決定した国債買い入れ減額計画について「債券市場の参加者との対話を踏まえて決定した」との認識を示した上で、引き続き2%物価目標の実現に向けて適切な金融政策運営をしてほしいと従来からの見解を繰り返した。
日銀は17日、政策金利の据え置きと共に国債の買い入れ減額を2026年4月以降も続けることを決定した。四半期ごとの減額幅は、現在の4000億円から2000億円に圧縮する。
林官房長官は、国債買い入れの減額は「債券市場参加者との対話を踏まえて決定したものと承知している」とコメント。その上で「日銀には、引き続き政府と密接に連携を図り、経済・物価・金融情勢を踏まえつつ、2%の物価目標の持続的・安定的実現に向けて適切な金融政策が行われることを期待している」との見解を改めて示した。
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