• 2025/06/17 掲載

世界の中銀、金の保有比率増加を予想 ドルの比率減少へ=WGC

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[ロンドン 17日 ロイター] - 国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の調査によると、世界の中央銀行は今後5年間で準備資産に占める金の比率が増え、ドルの比率が減ると予想している。

調査は2月25日─5月20日に実施。73の中銀が回答し、うち76%が5年後に金の保有が増加していると予想した。昨年は69%だった。

5年後にドル建ての準備が減少していると予想した中銀は、全体の75%近くに達し、昨年の62%から増加した。

WGCは「危機時の金のパフォーマンス、ポートフォリオの多様化、インフレのヘッジが、今後1年間の金積み増し計画を推進する大きなテーマだ」と述べた。

WGCによると、中銀は過去3年間、毎年1000トン以上の金を積み増した。それ以前の10年間の平均である400─500トンを大幅に上回っている。

「こうした積み増しペースの急加速の背景には地政学的・経済的な不確実性がある」という。

今回の調査によると、中銀の金準備が今後12カ月で増加するとの回答は全体の95%で過去最高。昨年の81%から上昇した。金準備の保管場所としては、引き続きイングランド銀行(英中央銀行)の人気が最も高かった。

中銀の59%は準備資産の運用で貿易紛争や関税のリスクを重視すると回答した。先進国の中銀では40%だったが、新興国・途上国の中銀では69%に達したという。

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