- 2025/06/19 掲載
米一戸建て住宅着工、5月は小幅増の92.4万戸 許可件数2.7%減
木材、アルミニウム、鉄鋼など、関税による輸入資材の値上がりに伴いコストが上昇。関税措置の影響を見極めたいとして、連邦準備理事会(FRB)は追加利下げを一時停止している。
住宅ローン金利は高水準で推移し、購入を手控える住宅購入希望者が多い。その分、市場に出回る新築の一戸建て住宅は2007年後半以来の水準にまで増えている。
全米住宅建設業者協会(NAHB)が17日に発表した6月の住宅建設業者指数は2年半ぶりの低水準だった。NAHBは、価格を引き下げる住宅建設業者の割合が増え、25年の一戸建て住宅着工件数は減少すると予測した。
住宅建設を含む住宅投資は25年第1・四半期(25年1─3月期)にやや縮小した。サンタンデールUSキャピタル・マーケッツの米国チーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は「4─6月期には経済活動の減少が見込まれており、夏にはさらに弱まる可能性がある」と述べた。
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