- 2025/06/19 掲載
FRB、年内利下げ回数中央値は2回 不要派が増加=金利・経済見通し
[ワシントン 18日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が18日に公表した最新の金利・経済見通しで、年末までに合計0.5%ポイントの利下げが実施されるとの中央値が示されたものの、年内の利下げはないと予想する当局者が増加し、FRB内部で適切な政策の道筋を巡って見解の相違が出ていることが分かった。
金利・経済見通しによると、政策担当者19人のうち8人が年末までに政策金利は3.75─4.00%に低下すると予想。0.50%ポイントの利下げに相当する。このほか、2人が0.25%ポイントの利下げが適切との見方を示した。
年内の利下げは不要との見方を示したのは7人と、前回3月の4人から増加した。
2026年については、年末時点の政策金利水準の予測は3.6%。前回3月は3.4%だった。
個人消費支出(PCE)価格指数の見通しは、25年末時点で3.0%、26年末時点で2.4%になると予想。
25年末時点の失業率は4.5%と予想。前回3月の予想は4.4%だった。
25年の経済成長率見通しは1.4%。前回3月の予想は1.7%だった。
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