- 2025/06/20 掲載
再送-AGP、ファンドから1株2015円でTOB提案 JALの提示額上回る
Kentaro Okasaka
[東京 20日 ロイター] - 国内の主要10空港で電力供給などを行うエージーピー(AGP)は20日、オーストラリア金融大手マッコーリー・グループなどが運用するファンドから1株2015円で株式公開買い付け(TOB)を行う意向があるとの提案書を受領したと発表した。現時点では意見表明で、法的拘束力はない。
提案書には、AGPの主要株主である日本航空(JAL)、日本空港ビルデング、ANAホールディングスを含む全株主に対する提案であることが明記されているという。AGPは、26日の株主総会に先立って開いた19日の取締役会で提案について正式に検討することを決議したとしている。
これとは別に、AGPは4月、JALからAGP株式を非公開化するための株主提案を受けており、株主総会の議案となる。AGPは、提案の目的に合理性がなく、株式併合後に少数株主に支払う1550円という買収価格に妥当性がないとして反対している。
AGPの株価は20日午前の終値で、前営業日比10円高の1540円。
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