- 2025/06/23 掲載
製造業PMI6月は1年ぶり50回復、生産高が上昇 サービス業51.5=auじぶん銀
[東京 23日 ロイター] - auじぶん銀行が23日発表した6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.4だった。前月の49.4から上昇し、2024年6月以来1年ぶりに好不況の分かれ目となる50を回復した。サービス業PMIは51.5と、前月の51.0から上昇した。
製造業PMIを構成する項目では、生産高が前月の48.6から51.3へ上昇。新規受注は48.1から48.0、雇用が52.1から52.3とほぼ横ばいの動きとなった。購買コストのインフレ率は高水準を維持した。
サービス業PMIでは、新規受注の伸びがわずかに加速。企業には雇用を増やす動きがみられた。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの担当者は、製造業の生産高が上昇に転じ、サービス業の事業活動の拡大が加速したことを受け、日本の企業は第2四半期を良い形で終えたと指摘した。もっとも、企業からは、米国の関税政策や長引く世界貿易の先行き不透明感によって顧客の需要が引き続き冷え込んだとの指摘があったという。
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