• 2025/06/23 掲載

スイス中銀、外国為替市場に介入の「用意ある」=総裁

ロイター

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[チューリヒ 21日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行、SNB)のシュレーゲル総裁は21日放送されたスイス公共放送のラジオ番組のインタビューで、インフレ率目標の0―2%を達成するために「私たちは為替市場にも積極的に関与する用意がある」と語り、外国為替市場へ介入する可能性を明らかにした。

スイスは、トランプ米政権下の財務省が今月公表した外国為替政策報告書で為替操作をしていないかを注視する「監視リスト」に追加された。シュレーゲル氏は「スイスとSNBは為替操作をしていない」と強調し、「過去に為替介入した際も、物価安定目標を達成するためだけに実施した。私たちの動機は、スイスの輸出業者を不当に有利にすることではない」と訴えた。

第1次トランプ政権がスイスを「為替操作国」に認定した際には米当局者と「非常に良い」やりとりがあり、スイスが外国為替市場への関与に積極的な理由をよく理解してもらえたと説明。スイスが為替操作国に再び認定された場合も、それは対話を深めることを意味すると語った。

一方、スイスが今月発表した同国金融大手UBSへの規制強化案について「これは急進的な解決策ではない」として支持する姿勢を示した。この規制強化案が実施された場合にUBSは260億ドル規模の資本増強が必要となるが、シュレーゲル氏は「UBSが好調で強力な銀行であり、強力な資本を持ち、流動性の面でも十分準備された銀行であることに誰もが関心を持っている」との考えを示した。

SNBは19日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げてゼロにすることを決定した。

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