- 2025/06/23 掲載
顧客から3984万円詐取=元行員、架空の金融商品話で―三菱UFJ銀
三菱UFJ銀行は23日、新潟支店の元男性行員が顧客1人に架空の金融商品を提案し、偽造した預かり証書を発行して現金を詐取していたと発表した。被害額は3984万円に上り、同行は昨年11月に刑事告訴。新潟地検は23日、有印私文書偽造・同行使の罪で元行員を起訴した。同行は既に顧客への補償を済ませたという。
同行によると、元行員は2007年6月~16年9月、同支店の顧客に架空の金融商品購入を持ち掛け、店舗外で複数回現金を詐取。店頭庶務担当で、金融商品を販売する業務には従事しておらず、定年退職後、24年8月に顧客から同支店へ相談があり発覚した。
元行員は詐取を認めており、だまし取った金は主に遊興費に使ったという。同行は「深く反省し、お客さま、関係者の皆さまに心よりおわび申し上げる」とコメントした。
【時事通信社】 〔写真説明〕三菱UFJ銀行本店の看板
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