• 2025/06/23 掲載

英PMI、6月は予想以上に改善 雇用削減と地政学リスクが重し

ロイター

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[ロンドン 23日 ロイター] - 英国企業の6月の景況感は予想以上に改善した。新規受注が今年初めて拡大した。ただ企業は人員削減を加速させ、中東紛争への懸念が広がった。

今回の調査は、イスラエルがイランへの攻撃を開始する前日の6月12日から19日にかけて実施された。

S&Pグローバルがまとめた総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.7。5月の50.3から上昇し、ロイターがまとめた市場予想の50.5を上回った。

サービスPMIは50.9から51.3に上昇し3カ月ぶりの高水準。製造業PMIは好不況の分かれ目である50を9カ月連続で下回ったものの、46.4から47.7に改善し1月以来の高水準となった。

S&Pグローバルは、PMIは4─6月の成長率が0.1%程度になることを示唆するとした。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「景況感は4月の落ち込み後、改善基調で、景気後退懸念は払拭された。ただ、企業活動の伸びは依然、期待に届いていない」と述べた。

総合PMIの雇用、新規輸出事業、将来の生産の各指数は悪化。雇用は、社会保険料の雇用主負担増加、輸出や生産見通しは「世界経済と政治的不確実性の高まり」の影響を受けた。

一方、新規受注指数は昨年11月以来初めて50を上回った。

販売価格は2021年1月以来最も穏やかな上昇にとどまった。

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