• 2025/06/24 掲載

英中銀総裁、債券プログラムを擁護 右派政党の批判受け

ロイター

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[ロンドン 23日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のベイリー総裁は、コストの高さを理由に一部の政治家から批判されている国債購入・売却プログラムを擁護した。

英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を主導したナイジェル・ファラージ氏が率いる右派政党「リフォームUK」のリチャード・タイス副党首に宛てた書簡で、このプログラムが他の中銀のプログラムよりもコストが高いという主張は全容を語っていないと述べた。書簡は23日公表された。

ベイリー氏はBOEが国債買い入れ(量的緩和=QE)で金利を低く抑えていた時期に英政府は他国よりも多くの長期債を発行しており、その恩恵はより長く続くと指摘。

「端的に言えば、QE/QT(量的引き締め)のキャッシュフローコストは見かけによらず、このような観点からはより良い結果をもたらすだろう」と述べた。

世論調査で英国内の既存政党をリードしているリフォームUKは、中銀が銀行の準備金に対する利払いを停止することで、政府は年間400億ポンド(約536億ドル)を節約できると主張している。

ベイリー氏は、QEが英経済に非常に大きな支援を提供し、雇用と税収の両方を守ったことがほとんどの推計で示されていると述べた。

また、準備金への利払いを停止することは銀行への増税に等しく、貯蓄者への利払い減少や借り手への金利上昇につながると指摘した。

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