- 2025/06/25 掲載
5月ショッピングセンター売り上げ3.7%増、インバウンド・販促で
[東京 25日 ロイター] - 日本ショッピングセンター(SC)協会が25日に発表した5月のSC既存店売上高は、前年比3.7%増となった。4.9%だった1月以来の高い数字だった。伸び率は、2022年2月にコロナ禍が終焉に向かうで4.4%のマイナスを記録して以来、39カ月連続の対前年増化が続いている。
5月は特に前半は季節外れの寒い日が続いたこともあり、春夏物衣料が伸び悩んだが、雑貨や飲食などの他業種が全体の売り上げを支えた。同月は昨年より日が1日多く、ゴールデンウィークや母の日などイベントにも事欠かず、販売促進策も功を奏した。
飲食はゴールデンウィークや週末を中心に、旅行・帰省で家族連れの利用が増えた。中心地域・大都市のテナントはインバウンド客の来館で好調だった前年の反動で8.5%の大幅減となった。
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