- 2025/06/26 掲載
世界のエネルギー部門CO2排出量、4年連続で過去最高
再生可能エネルギーの利用が過去最高に達したが、化石燃料の使用が引き続き増加した。
世界の総エネルギー供給量は昨年2%増加。石油、ガス、石炭、原子力、水力、再生可能エネルギーといった全てのエネルギー源でエネルギー供給が増加した。これは2006年以来という。
これにより、昨年の炭素排出量は約1%増加し、前年に記録した過去最高水準を超えた。
世界の全ての化石燃料の中で発電量が最も増加したのは天然ガスで、2.5%増。石炭は1.2%増加し、依然として世界最大の発電源だった。石油は1%未満の増加。
風力・太陽光エネルギーは16%増と、全エネルギー需要の9倍のペースで増加した。
アナリストは再生可能エネルギー容量について、記録的なペースで増加しているものの、30年までに3倍に増やすという国際的な目標を達成するのは難しいとの見方を示している。
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