• 2025/06/26 掲載

欧州企業のディストレス指数、9カ月ぶりの高水準に

ロイター

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[ロンドン 26日 ロイター] - 法律事務所ワイル・ゴッチェル・アンド・マンジスがまとめた5月末までの3カ月間の欧州企業の苦境ぶりを示すワイル欧州ディストレス指数(WEDI)は4.1となり、9カ月ぶりの高水準となった。トランプ米大統領による輸入関税引き上げや地政学的リスクに阻害され、企業がデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が高まったことを示した。前の3カ月は3.8だった。

指数上昇の要因として、欧州の経済成長見通しの下振れや、地政学的な不確実性の高まりなどが挙げられた。WEDIは欧州の上場企業3750社超のデータを用い、流動性や収益性、リスク、企業価値評価などを考慮に入れた16の指標で企業の苦境状況を評価している。

中でも小売り・消費財企業の指数は2009年9月以来、15年8カ月ぶりの高水準を付けた。逼迫した信用状況や、消費者需要の後退などが足を引っ張った。

ドイツの指数は新型コロナウイルス禍の20年5月以来、5年ぶりの高水準となり、欧州諸国で最も高かった。政府の大規模な財政刺激策が追い風となるものの、24年の国内総生産(GDP)は2年連続でマイナス成長となった。

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