- 2025/07/09 掲載
投影機事業、売却計画白紙に=方向性に違い―パナソニックHD
パナソニックホールディングス(HD)が、業務用大型プロジェクター(投影機)事業をオリックスに売却する計画を白紙に戻したことが9日、分かった。昨年7月に売却を発表したが、その後の協議の中で両社の事業の方向性に乖離(かいり)が生じ、折り合えなくなったという。
パナソニックHD傘下のパナソニックコネクトが今年4月、投影機事業を分離し、全額出資子会社「パナソニック
プロジェクター&ディスプレイ」を設立。オリックスは約1185億円を投じ、この会社の株式の80%を実質的に握る計画だった。パナソニックHDは当面、単独で同事業の成長を目指す方針で、他社に売却する計画は現時点でないという。
【時事通信社】
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