• 2025/07/29 掲載

東京外為市場・午前=ドル148円前半で様子見強く、週内はイベント多数

ロイター

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Atsuko Aoyama

[東京 29日 ロイター] - 正午のドルは148円前半と、朝方の水準から小幅にドル安/円高の水準で推移している。朝方から値幅40銭強の小動きとなっており、日米中銀の金融政策決定会合など、週内に控える重要イベントを前に様子見姿勢が強まっている。

ドルは朝方から148円半ばを中心とする小動きが続いていたが、正午前に148円前半へと水準を切り下げた。自民党の森山裕幹事長が近日中に両院議員総会を開くことを明らかにしたものの、方向感のない値動きとなった。

今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合が開催されるほか、米雇用統計などの重要指標の公表も控えている。「少しのきっかけで150円超えもあり得る」(国内銀行の為替ディーラー)として、イベント後の一段高を予想する声も聞かれた。

前日は米国と欧州の関税合意にユーロ買いで反応した後、次第にユーロ売りが優勢になった。「ユーロは買われ過ぎていた。投機筋のポジションも膨らんでおり、合意のニュースを受けて材料一服で利食いが出てもおかしくない」(あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト)との見方が聞かれた。

関税に伴う欧州経済の景気悪化懸念やポジション調整に加えて、巨額の対米投資に伴うユーロの需給構造の変化を挙げる声もあった。国際分散の観点からドル一辺倒を見直す流れの中でユーロが受け皿の一つとなってきたのに対して、今回の合意で「米国に投資が戻るほか、7500億ドル相当のエネルギー購入も約束しており、為替の需給自体がゆがむ」(前述の国内銀為替ディーラー)との見方が聞かれた。

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