- 2025/08/01 掲載
KKR、第2四半期の調整後純利益が9%増 手数料収入が寄与
[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米投資ファンド大手、KKRが31日発表した第2・四半期決算は、調整後純利益が9%増加した。手数料関連収入の増加が支えとなった。
同四半期の調整後純利益は11億ドル、調整後1株利益は1.18ドルとなった。LSEGがまとめた市場予想の1株当たり1.13ドルを上回った。
手数料関連収益は、管理手数料と資本市場事業の成長により17%増加して8億8700万ドルとなった。
運用資産額(AUM)は前年同期比14%増の約6860億ドルとなった。新たに調達した資金は280億ドルで、第1・四半期に調達した305億ドルを下回った。
企業を売買する伝統的なプライベートエクイティモデルは、金利上昇と貿易戦争により一部の売却利益が減少するなど逆風に直面している。
それでも、多くの投資家はここ数週間、楽観的な見方を示している。
KKRの共同最高経営責任者(CEO)、ジョセフ・ベイ氏とスコット・ナトール氏は「今年後半に入っても、われわれは非常に前向きな姿勢を維持している」と述べた。
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