- 2025/08/01 掲載
H2Oリテイル、4-6月期営業益は40%減 前年インバウンド急伸の反動
[東京 1日 ロイター] - 阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングは1日、2025年4─6月期の連結営業利益は前年比40.6%減の55億円だったと発表した。前年のインバウンド(訪日外国人)の売り上げ急伸に対する反動や、店舗改装に伴う売場閉鎖が響いた。
インバウンドは、前年度の第1・四半期(4-6月)に高級ブランド品の値上げ前の駆け込み購入や円安の影響で売り上げが急増していた。今年度の第1・四半期はインバウンドの客単価が35%減となった。ただ、一般旅行者の売り上げは5割減だったのに対し、富裕層ら海外VIPは1割減と下げ幅は限定的だったという。
国内の売り上げは堅調で、おおむね想定通りだった。
26年3月通期の連結営業利益予想は前年比13.9%減の300億円で据え置いた。
【業績表】四半期業績と通期見通しは以下の通り。
項目 四半期実績 前年比 通期予想(今回) 前年比 従来予想
期間 4─6月 - 25年4月─26年3月 - -
売上高 1636.4 1.1 6900 1.2 6900
営業利益 55.0 △40.6 300 △13.9 300
純利益 39.8 △85.0 180 △48.3 180
配当 - - 44.00(無) - -
※単位:売上高・利益は億円、配当は円、前年比は%、△はマイナス、「有無」は配当の修正の有無
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