任天堂、売上高過去最高＝「スイッチ２」効果で―２５年４～６月期

任天堂が１日発表した２０２５年４～６月期の連結決算は、売上高が前年同期比約２．３倍の５７２３億円となった。同期として過去最高を更新した。６月５日に発売した新型家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ２」の販売が好調で、売上高を大きく押し上げた。

営業利益は４．４％増の５６９億２８００万円、純利益は１８．６％増の９６０億３２００万円。スイッチ２の販売台数は５８２万台だった。同期での計上は１カ月弱分で、同社によると、発売から７週間では推計で６００万台以上を売り上げた。一方、初代のニンテンドースイッチは９８万台と、前年同期から半減した。

スイッチ２は、２５年度に１５００万台の販売を目指す。同社は「多くの国において需要が供給を上回る状況にある。引き続き生産体制の強化に努める」としている。

２６年３月期の通期業績予想は据え置いた。

【時事通信社】