- 2025/08/04 掲載
北海道知事「安全確保が前提」=政府、泊再稼働へ理解要請
資源エネルギー庁の村瀬佳史長官は4日、北海道庁で鈴木直道知事と面会し、北海道電力泊原発3号機(泊村)の再稼働に理解を求める政府方針を示した文書を手渡した。鈴木知事は「安全性の確保が大前提。国が丁寧に説明して道民の理解と信頼を得るのが重要だ」と述べた。
鈴木知事は面会で、国の監査体制や原子力防災対策の強化、立地地域への支援拡充などを要望。村瀬長官は、地元の理解を得るため「国が前面に立って取り組む」と述べ、原発立地地域への財政措置を手厚くする特別措置法について、対象地域の拡大を検討する考えを示した。
【時事通信社】 〔写真説明〕泊原発3号機の再稼働に理解を求める政府方針を示した文書を鈴木直道知事(右)に手渡す資源エネルギー庁の村瀬佳史長官=4日午後、札幌市
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