- 2025/08/05 掲載
サウジアラムコ、第2四半期は22%減益 収入が減少
[ドバイ 5日 ロイター] - サウジアラビアの国有石油会社サウジアラムコは5日、第2四半期の純利益が22%減の227億ドルとなったことを明らかにした。収入が減少した。借入金も増加した。
同社がまとめたアナリスト17人の予想中央値237億ドルを下回った。
第2・四半期の原油の平均売却価格は1バレル当たり66.7ドル。前年同期の85.7ドル、前期の76.3ドルから下落した。
総借入額は前年同期の744億ドルから929億ドルに増加した。負債比率は6.5%。前年同期はマイナス0.3%、前期は5.3%だった。
第2・四半期の配当総額が213億ドルになることも確認した。うち約2億ドルは業績連動型配当。
アラムコは3月に、2025年通期の配当総額を854億ドルと表明。これは前年の1240億ドル超から37%の減少となる。フリーキャッシュフローが減少しているため、業績連動型配当は98%減の9億ドルに急減する見通しだ。
第2・四半期のフリーキャッシュフローは前年同期比で約20%減の152億ドルだった。
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