- 2025/08/09 掲載
日本生命、持ち出しデータ削除=情報漏えい、証拠隠滅か
三菱UFJ銀行に出向していた日本生命保険の社員による情報漏えい問題で、出向者が同行から持ち出した内部情報の保存先フォルダーを日生の営業部門内で削除していたことが9日、分かった。日生が社内調査を7月に開始した直後に削除したとみられ、担当者が証拠を隠滅しようとした可能性がある。
日生は「個別事案については回答を差し控える」とコメントした。調査では電子機器からデータを抽出・復元する「デジタルフォレンジック」技術を使っており、「仮にメールやサーバー上のファイルが削除されていても、すべて確認、復元するため、全体の調査に影響を与えるものではない」と説明した。
【時事通信社】
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