• 2025/08/12 掲載

フォード、27年から3万ドルの電動トラックなど低価格EV投入へ

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Nora Eckert

[ルイビル(米ケンタッキー州) 11日 ロイター] - 米フォード・モーターは11日、最低価格3万ドルの中型電動ピックアップトラックを含む新たな低価格電気自動車(EV)シリーズを2027年から投入する計画を明らかにした。

中型電動ピックアップトラックは、南部ケンタッキー州ルイビルの同社工場で組み立てる予定。この工場に20億ドル弱を投資するとしている。

新たな一連の低価格EVに搭載する電池はリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池で、中国の大手車載電池メーカー、寧徳時代新能源科技(CATL)由来の技術を活用し、販売価格の引き下げを図る。

フォードのジム・ファーリー最高経営責任者(CEO)は、こうした計画が100%正解かどうかは分からないし、リスクはあると指摘。ただ西側メーカーよりずっと低いコストで生産できるBYD(比亜迪)など中国EVメーカーと競争していく上で、EV製造の「新しい基準」を満たす必要があると強調した。

EV部門の赤字が累積しているフォードはこれまで、多くの事業目標を後退させ、SUV(スポーツタイプ多目的車)の投入中止や、将来モデルのためのより先進的なアーキテクチャー開発の白紙化などを迫られてきた。

こうした中でファーリー氏は、EVのコスト圧縮が最優先目標の1つになっていると説明し、新たなEVシリーズは1年以内に収益化できるとの見通しを示した。

またファーリー氏は先月の決算発表後の電話会議で「米国の純粋なEVの市場は、通勤や市内走行用の小型車が中心なのは非常に明らかに思える」と語っていた。

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