- 2025/08/13 掲載
米関税、南ア資産価格への影響限定的=JPモルガン
[ヨハネスブルグ 12日 ロイター] - JPモルガンは12日、米国が南アフリカからの輸入品に課した30%の関税について、市場は「関税引き上げの逆風という現実をほぼ織り込み済み」として、南ア資産価格への影響は限定的との見方を示した。
米国は先週、南アからの輸入品に30%の関税を発動したが、南ア政府は12日、関税引き下げを目指して米側に修正案を提示する方針を明らかにした。
JPモルガンは「多くの国に多くの関税が課されていることや、成長への総合的な影響は他の多くの国よりも米国において大きく、それが広範なドル安につながることを踏まえると、30%の関税が(南ア通貨)ランドに与える影響は限定的になる」との見方を示した。
また、域内の他国と同様の15─20%に関税が引き下げられれば経済への圧迫が緩和され、南アの株式、ランド、債券を下支えする可能性があるとした。
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