- 2025/08/16 掲載
米国株式市場=まちまち、ダウ一時最高値 ユナイテッドヘルス買われる
医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループは約12%高。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが14日、ユナイテッドヘルス・グループへの新たな投資を明らかにし、株式保有比率を引き上げた。
S&P総合500種のヘルスケアは1.65%高。2022年10月以来の最高の週間パフォーマンスとなる見通しとなった。
足元の労働市場の弱さと、関税措置の影響でインフレが加速する兆候がまだ見られないことから、市場では来月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げがほぼ確実視されている。
テミス・トレーディングの共同創業者、ジョー・サルッツィ氏は「問題は、関税がすでに財(モノ)の価格に影響しているかどうかだ」とした上で、その影響はまだ出ていないように見えるとの見方を示した。また、市場は9月の利下げをほぼ織り込んでいるものの、ボラティリティーの低さとバリュエーションの水準から楽観的な見方が広がっており、リスクを見過ごしている可能性があると述べた。
この日発表の経済指標はまちまち。7月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.5%増加し、エコノミスト予想と一致した。9月の新学期に向けた商戦などで押し上げられた。また、米ミシガン大学の8月の消費者信頼感指数(速報値)が市場予想に反し低下したほか、労働省発表の7月の輸入物価指数は前月比0.4%上昇した。
その他の個別銘柄では米半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズが14%安。14日発表した第4・四半期決算(2025年8─10月)の売上高予想が市場予想を下回った。
半導体大手インテルは2.9%高。ブルームバーグは14日、トランプ政権がインテルの株式取得の可能性について協議していると報じた。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.3対1の比率で上回った。ナスダックでも1.36対1で値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回った。
米取引所の合算出来高は163億株。直近20営業日の平均は182億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 44946. +34.86 +0.08 45159. 45203 44897
12 91 .52 .98
前営業日終値 44911.
26
ナスダック総合 21622. -87.69 -0.40 21709. 21716 21567
98 34 .18 .46
前営業日終値 21710.
67
S&P総合500種 6449.8 -18.74 -0.29 6477.3 6481. 6441.
0 8 34 85
前営業日終値 6468.5
4
ダウ輸送株20種 15662. -62.29 -0.40
12
ダウ公共株15種 1103.1 -7.88 -0.71
8
フィラデルフィア半導体 5752.7 -132.7 -2.26
4 6
VIX指数 15.09 +0.26 +1.75
S&P一般消費財 1846.3 -4.99 -0.27
4
S&P素材 572.07 -0.12 -0.02
S&P工業 1271.7 -7.02 -0.55
4
S&P主要消費財 899.56 +0.61 +0.07
S&P金融 871.30 -9.85 -1.12
S&P不動産 259.25 +1.75 +0.68
S&Pエネルギー 651.64 -1.66 -0.25
S&Pヘルスケア 1585.3 +25.80 +1.65
4
S&P通信サービス 401.19 +1.94 +0.49
S&P情報技術 5323.2 -40.28 -0.75
7
S&P公益事業 433.49 -1.61 -0.37
NYSE出来高 12.33億
株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 43475 + 5 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 43445 - 25 大阪比
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