- 2025/08/19 掲載
豪BHP、年間利益が5年ぶり低水準 鉄鉱石価格の低迷響く
25年度の大半を通じて鉄鉱石価格が供給増などを背景に下げ圧力を受け、BHPやリオ・ティントといった鉱業事業者の収益に悪影響を及ぼした。
BHPの鉄鉱石平均実現価格は19%下落した。
マイク・ヘンリー最高経営責任者(CEO)は、二転三転する貿易政策のために世界経済の先行きは強弱まちまちで、特に関税や財政政策などの不確実性が高止まりしており、投資や貿易に影響し続けていると説明。ただ「そうした動きにもかかわらず、コモディティー需要はなお底堅い」と強調した。
BHPの期末配当は1株当たり0.60ドルで、前年度の0.74ドルを下回り、年間1.10ドルと2017年以来の低さにとどまった。
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