- 2025/08/21 掲載
仏サービスPMI、8月速報49.7 1年ぶり高水準 50に迫る
ロイターがまとめた市場予想は48.5。7月改定値も48.5だった。
製造業PMI速報値は前月の48.2から49.9に上昇。31カ月ぶりの高水準となった。ロイターがまとめた市場予想は48.0だった。
サービス業と製造業を合わせた総合PMI速報値は48.6から49.8に上昇。予想の48.5を上回った。
1年先の見通しは悲観的だったものの、雇用水準は昨年11月以来初めて増加。雇用創出ペースは16カ月ぶりの高水準だった。
ハンブルク商業銀行のジュニアエコノミスト、ヨナス・フェルドフーゼン氏は「総合PMIは8月も引き続き50を下回り、今年の特徴である景気の根強い低迷傾向が強まった。前月と比較すると、若干の改善が見られたものの、明確な転換点はまだ見えていない」と指摘。
「比較的明るい材料としては、製造業とサービス業の双方で縮小ペースが緩和したことが挙げられる。これは安定化の初期の兆しとして慎重ながら楽観的に解釈できる」と述べた。
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