- 2025/08/22 掲載
米利下げ、差し迫っていない 現在のデータは根拠示さず=セントルイス連銀総裁
ハマック総裁は年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」の合間にヤフー・ファイナンスのインタビューで、「私はどの会合にもオープンな姿勢で臨んでいる」としつつも、「現在手元にあるデータや情報を踏まえると、もし会合が明日開かれれば、利下げの根拠は見いだせないだろう」と語った。
総裁はさらに、FRBの物価安定と完全雇用の二大責務双方が圧力にさらされているとした上で、インフレ抑制に向け、政策を適度に引き締め的にすることが重要という考えを示した。
米政権による関税措置の影響については、企業が転嫁を控えようとしているものの、それは永遠には続かないと指摘。関税の影響の全容は来年まで明らかにならない見通しで、最終的に一時的な影響にとどまるかどうかは不透明とした。
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