- 2025/08/23 掲載
FRB、利下げ慎重姿勢維持すべき─クリーブランド連銀総裁=報道
[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は22日、インフレ懸念が依然続いていることから、金融政策は変更すべきではなく、連邦準備理事会(FRB)は利下げに慎重であるべきとの見方を示した。
米ワイオミング州で開かれている年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」の傍らでCNBCのインタビューに応じた。
ハマック氏は「私が(金融政策)決定で本当に注視しているのは、インフレ率が高すぎるという点だ」とし、「インフレ率を目標水準に戻すには、控えめに引き締め的な政策スタンスを維持する必要がある」と述べた。
また、インフレと失業率が今後、共に上昇すると予想しているほか、FRBは依然としてインフレ抑制の使命を達成していないことから、FRBは利下げに慎重であるべきと述べた。
こうした中、FRBのパウエル議長はこの日、ジャクソンホール会議で行った講演で、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに着手する可能性を示唆した。
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