- 2025/08/25 掲載
米スピリット航空、戦略的選択肢検討へ助言契約 再建に暗雲=WSJ
財務アドバイザーにPJTパートナーズを起用し、コンサルティング会社のFTIとシーベリー・エアライン・ストラテジー・グループにも協力を仰ぐ。
スピリットは昨年11月に連邦破産法第11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請。今年3月に債権者が支持した再建案が裁判所から承認され、その手続きを終えたばかり。ただ国内需要の低迷と現金残高の減少が事業運営を圧迫し、継続企業の前提(ゴーイング・コンサーン)に疑義が生じている。
格付け会社ムーディーズは22日、スピリットをジャンク級(投機的等級)に格下げした。同社の破産脱却時点での「予想を上回るキャッシュバーン(現金燃焼)」を理由に挙げた。フィッチも10日の週に、短期的な債務不履行リスクが高いとしてスピリットを格下げした。
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