- 2025/08/26 掲載
ステランティス、伊工場で一時帰休延長 需要低迷と米関税で
テルモリ工場ではグループのガソリンエンジンを生産している。9月1日から12カ月間実施される新制度の一環として、ステランティスはテルモリ工場の従業員を契約上の総労働時間の最大80%まで一時帰休できる。前回の制度で影響を受けた従業員は約900人にとどまった。同社広報担当は契約が25日に締結されたことを認めたが詳細については言及しなかった。
合意した労組の1つであるイタリア機械工業労働者連合(UILM)は米国の関税の影響を指摘。同工場で生産されているエンジンの1つはこれまで米国に輸出され、現地で組み立てられるSUV(スポーツタイプ多目的車)「ジープ・コンパス」に搭載されていたが、現在トランプ大統領が導入した関税の対象となっている。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR