- 2025/08/27 掲載
米銀セクター利益、第2四半期は減少 キャピタル・ワンのディスカバー買収が影響
[ワシントン 26日 ロイター] - 米銀行キャピタル・ワンが5月にクレジットカード大手ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズの買収を完了した影響で、第2・四半期の米銀全体の利益が前期比1%減少して699億ドルとなったことが、米連邦預金保険公社(FDIC)の発表で分かった。
FDICによると、会計ルールにより、合併した金融機関は相対的に多額の引当金費用を計上する必要がある。この一時的費用を除くと、第2・四半期の米銀全体の利益は純金利収入や非金利収入を支えに増加していた計算になるという。
キャピタル・ワンとディスカバーが合併した銀行による引当金費用計上を主因として、米銀全体の引当金費用は第2・四半期に33.7%増えた。
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