- 2025/09/10 掲載
JPモルガンのダイモンCEO、米国経済の見通しに慎重姿勢
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、関税や地政学的な逆風が及ぼす影響はまだ完全には表れていないとして、米国経済の見通しについて慎重な姿勢を示している。
ポッドキャストのインタビューで「(米国への経済的影響については)注意した方がいいと思う。人々はこれらのことがすぐに起こると考えているが、実際にはまだ起こっていないことが多い」と語った。
9日のCNBCの別のインタビューでは、経済は弱まりつつあり、予想される米利下げは重要ではないと述べた。
また、銀行部門の統合が進むと予測。「われわれは米国内で銀行買収は認められていない。やろうと思えば海外でもできるが、おそらくやらないだろう」と付け加えた。
自身の最終的な引退時期については再び明言を避けつつ、後任は社内から登用される可能性が最も高く、自身は会長職に就くとの見方を示した。
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