- 2025/09/12 掲載
ブラジル、25年GDP見通しを2.3%に下方修正 高金利など背景
金利が15%の水準にある中、5─7月期の実質信用供与額は前年同期比2.4%増にとどまり、昨年9─12月期の10.5%増から伸びが鈍化した。貸出金利とデフォルト(債務不履行)率も上昇した。
経済政策局はまた、中央銀行が注視する労働市場の冷え込みの兆候にも言及。中銀は7月、雇用は依然堅調としつつも、金融引き締めサイクルを中断していた。
市場では、来週の次回金利決定会合で、中銀がインフレ抑制のため政策金利を約20年ぶり高水準に据え置くと予想されている。
財務省は11日、25年のインフレ率予想を4.9%から4.8%に引き下げた。それでも、目標の3%プラスマイナス1.5%ポイントを上回る。
26年については、GDP伸び率は2.4%、インフレ率は3.6%として予想を据え置いた。
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