- 2025/09/12 掲載
世界のEV・PHV販売、8月は+15%に鈍化 1月以来の低水準
[12日 ロイター] - 市場調査会社ロー・モーションが12日に発表したデータによると、8月の電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の世界販売台数は前年比15%増の170万台で、伸び率は1月以来の低水準となった。
世界最大の市場で、世界のEV販売の半分超を占める中国は1─6月期に平均36%増を記録していたが、8月は6%増の110万台に鈍化。これは7カ月ぶり低水準。ただ、ロー・モーションのデータマネジャー、チャールズ・レスター氏によると、新たな補助金や季節的な回復により第4・四半期も好調な販売が見込まれるという。
世界最大のEVメーカー比亜迪(BYD) は先週、2025年の世界販売目標を最大16%引き下げた。ただ、8月は吉利汽車 、小鵬汽車(シャオペン) 、NIO(蔚来汽車)が過去最高の販売を記録し、より小規模な競合も国内市場でシェアを拡大している。
欧州の販売台数は48%増の約28万3400台、北米は13%増の約20万1200台だった。その他の地域は56%増の約14万4200台余りに急増した。
レスター氏は、米国では8月に過去最高の販売を記録し、9月も好調な販売が見込まれていると述べた。
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