- 2025/10/07 掲載
NY市場サマリー(6日)=S&P・ナスダック最高値 、円とユーロが下落
ドル/円は1.87%高の150.2円。一時2%超高の150.47円と、8月1日以来の高値を付けた。
ユーロは対円で176.25円と、1999年のユーロ導入以来の高値を記録した。
一方、ユーロはドルとポンドに対して下落した。ルコルニュ仏首相が6日、辞表を提出し、内閣は総辞職した。首相の在任期間は27日で、閣僚名簿の発表から14時間で総辞職という、仏近代史上最も短命な内閣となった。
NY外為市場:[USD/J]
<債券> 国債利回りが小幅上昇した。政府機関の閉鎖が6日目に入り、重要な経済指標の発表が滞る中で、方向感に乏しい展開となった。
海外市場での売りが波及し、日本やフランスの政局不安も重なったことで、米国債の買い控えにつながったとの見方が出ている。場では金融緩和や財政拡張的な政策への思惑に基づく「高市トレード」が再開した。
指標となる10年債利回りは4.166%と、4.7ベーシスポイント(bp)上昇。30年債利回りも同じく4.7bp上昇し4.761%となった。
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> ナスダック総合とS&P総合500種が終値で史上最高値を更新して引けた。米政府機関の閉鎖が6日目に入ったにもかかわらず、人工知能(AI)関連の取引が投資家心理を刺激した。一方、ダウ工業株30種は下落した。
米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)<AMD.O>は20%超上昇。6日、対話型AI「チャットGPT」を手がける米オープンAIにAI半導体を供給する複数年契約を結んだと発表した。
7日にイベントを開くと予告した電気自動車(EV)大手テスラが5%超上昇した。
一方、コーヒーチェーン大手のスターバックスは5%安。TDコーウェンは労働市場の減速がZ世代に影響を及ぼしているとして、同社の目標株価を引き下げた。
暗号資産(仮想通貨)ビットコインが5日、初めて12万5000ドルを突破したことを受け、コインベース、ストラテジーなど関連銘柄が上昇した。
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> 米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げ期待に加え、世界的な政局不安や景気懸念を背景に金の買いが加速し、続伸した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前週末比67.40ドル(1.72%)高の1オンス=3976.30ドルと、中心限月清算値ベースで2営業日連続で最高値を更新。年初来では50%超上伸した。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> 続伸した。主要国が追加増産を決めたものの、想定より小幅にとどまったことを好感した買いが入った。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値(終値に相当)は、前週末比0.81ドル(1.33%)高の1バレル=61.69ドル。12月物は0.81ドル高の61.34ドルだった。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
ドル/円 NY終値 150.35/150.36
始値 150.26
高値 150.40
安値 149.76
ユーロ/ドル NY終値 1.1709/1.1711
始値 1.1663
高値 1.1720
安値 1.1658
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 99*30.50 4.7526%
前営業日終値 100*18.00 4.7140%
10年債(指標銘柄) 17時05分 100*23.50 4.1579%
前営業日終値 101*01.50 4.1190%
5年債(指標銘柄) 17時05分 99*15.50 3.7393%
前営業日終値 99*20.00 3.7080%
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*26.38 3.5924%
前営業日終値 99*27.63 3.5720%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 46694.97 -63.31 -0.14
前営業日終値 46758.28
ナスダック総合 22941.67 +161.16 +0.71
前営業日終値 22780.51
S&P総合500種 6740.28 +24.49 +0.36
前営業日終値 6715.79
COMEX金 12月限 3976.3 +67.4
前営業日終値 3908.9
COMEX銀 12月限 4844.8 +48.3
前営業日終値 4796.5
北海ブレント 12月限 65.47 +0.94
前営業日終値 64.53
米WTI先物 11月限 61.69 +0.81
前営業日終値 60.88
CRB商品指数 301.0319 +1.6726
前営業日終値 299.3593
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR