- 2025/10/23 掲載
フォードが米国で145万台リコール、リアビューカメラの欠陥で
[ワシントン 22日 ロイター] - 米自動車大手フォード・モーターは22日、リアビューカメラの欠陥により米国内で旧型車約145万台をリコールすると発表した。さらに数百万台の車両についても保証期間を延長する。
リコール対象車両では、後退時にカメラ映像が歪む、断続的に消えるあるいは映らなくなる可能性があり、衝突のリスクが高まる。対象モデルは2015─20年式「エクスプローラー」、「エスケープ」、「マスタング」、「フレックス」、「フィエスタ」、「C―Max」、「トーラス」、「フュージョン」、「リンカーンMKT」、「リンカーンMKZ」。
フォードは先月、リアビューカメラの不具合により世界で190万台をリコールした。
今回のリコールは、2024年10月に運輸省道路交通安全局(NHTSA)が2019年式「フォード・フレックス」3万6000台を対象にリアビューカメラの問題について調査を開始したことを受けての措置。NHTSAは1月、フォードにリアビューカメラに関する苦情について問い合わせ、同社が改めて調査に乗り出した。
フォードは今年、バックアップカメラの不具合、低圧燃料ポンプの故障、シートベルトシステムの問題など、さまざまな欠陥による一連のリコールに見舞われている。
今月には、別のリアビューカメラとシートベルトの問題で約62万5000台をリコールしている。
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