- 2025/11/06 掲載
米EVルーシッド、25年生産台数見通しを下方修正 供給問題響く
[サンフランシスコ 5日 ロイター] - 米新興電気自動車(EV)メーカー、ルーシッドのマーク・ウィンターホフ暫定最高経営責任者(CEO)は5日、ロイターに対し、2025年の生産台数見通しを1万8000台に引き下げたことを明らかにした。
すでに8月、生産台数見通しを1万8000─2万台のレンジに引き下げていた。
ウィンターホフ氏は「最終的にはこのレンジの下限になるだろう」と語った。
ビジブル・アルファによると、アナリストは1万7320台になると予想している。
同社は多くのライバル企業と同様、自動車部品輸入に課される高関税や半導体不足など、供給上の問題や生産上の制約に見舞われている。
現在は打ち切られたEV税額控除により納車台数が押し上げられたにもかかわらず、第3・四半期の売上高がアナリスト予想を下回ったほか、予想以上の赤字幅となったため、株価は引け後の時間外取引で3%下落した。
またルーシッドは、筆頭株主の「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」が信用枠を7億5000万ドルから約20億ドルに増額することに同意したと発表した。
第3・四半期の売上高は3億3660万ドルと68%増加したものの、アナリスト予想の3億7910万ドルを下回った。
1株当たりの調整後損失は2.65ドル。予想は2.27ドルの損失だった。
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