- 2025/11/07 掲載
トヨタ、福岡の電池工場計画見直し=EV需要の鈍化受け
トヨタ自動車は、福岡県苅田町で進める電気自動車(EV)向け電池工場の建設計画を今後1年程度かけて見直す。世界的なEV需要の鈍化を踏まえたもので、福岡県の服部誠太郎知事が7日、記者団に明らかにした。
トヨタは同町の「新松山臨海工業団地」に新工場を建設し、2028年からEV向けの次世代リチウムイオン電池の生産開始を目指していた。しかし、EV市場の低迷を受け、佐藤恒治社長は今年3月、服部知事に対し、スケジュールなどを見直す必要があると説明していた。
福岡県では、日産自動車も北九州市内にEV向けバッテリー工場の新設を計画していたが、経営不振により5月に断念した。
【時事通信社】 〔写真説明〕トヨタ自動車のロゴマーク(AFP時事)
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