- 2025/11/11 掲載
街角景気、6カ月連続改善=猛暑一服で「持ち直し」―10月
内閣府が11日発表した10月の景気ウオッチャー調査によると、街角の景況感を示す現状判断指数(季節調整値)は、前月比2.0ポイント上昇の49.1と、6カ月連続で改善した。猛暑の一服で買い物や観光需要が上向いており、現状の見方について「持ち直している」に上方修正した。
調査対象からは「大阪・関西万博の盛り上がりに合わせて来客数が前年よりも大きく伸びた」(近畿の百貨店)、「ニットやコートなどの高単価な商品が稼働し始めている」(九州の衣料品専門店)などの声が聞かれた。
2~3カ月先の見通しを示す先行き判断指数は4.6ポイント上昇の53.1だった。米高関税政策に関するコメントは減ったものの、内閣府は「懸念が排除されたわけではない」としている。
【時事通信社】
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