- 2025/11/21 掲載
ワーナー買収、パラマウント・コムキャスト・ネトフリが入札=関係筋
[20日 ロイター] - 米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の売却計画を巡り、競合のパラマウント・スカイダンス、コムキャスト、動画配信サービス大手ネットフリックスが予備的な入札を行ったと、関係筋が20日明らかにした。
パラマウントは、ケーブルテレビHBOを含むワーナーの全資産を買収する方針とみられる。パラマウントの入札は、支配的株主でもあるオラクル共同設立者のラリー・エリソン氏が支援している。両社が合併すれば、映画館市場におけるパラマウントの存在感を高めるほか、ストリーミングサービスの強化にもつながる。
ロイターは18日、ワーナーの取締役会がパラマウントによる1株当たり23.5ドルの買収提案を拒否したと報じた。[]
一方、NBCユニバーサルの親会社コムキャストは、ワーナーの映画スタジオやテレビスタジオ、HBOに関心を示しているという。
また、ネットフリックスはワーナーのスタジオやストリーミング事業にも興味を示しており、ワーナーが保有する映画放映権や「ハリー・ポッター」や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなどのフランチャイズへのアクセスを狙う。
ワーナーは、ロイターのコメント要請に応じていない。コムキャストとパラマウントはコメントを拒否した。
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